1.4 同窓会のあゆみ

会報「下馬だより」と東京第一同窓会について

戦前の1943年に世田谷区下馬の地に東京第一師範学校が作られました。その敷地建物を引き継ぎ、1981年にここに放送大学本部が仮設置され、1985年に幕張の地に本部建物が作られ放送が開始されるまでの準備期間をこの下馬が支えておりました。この意味で、ここ下馬は放送大学発祥の地であり、ここに最初に作られた学習センターである東京第一学習センター(後の東京世田谷学習センター)を母校とする卒業生のあつまりが東京第一同窓会であり、その会報が「下馬だより」であります。この同窓会は1990(H2)年10月に会員176名で創立し、その会報「下馬だより」の発刊を決議し、1991(H3)年3月に創刊号を、以降、年1~2回の刊行を続け第36号が最終号であります。なぜ最終を迎えたのか? それは大学改革の波にもまれ、2012(H24)年に伝統ある下馬の地が捨て去られ、世田谷学習センターが閉所となったからです。そして東京第一同窓会は東京文京同窓会と合併し、新しく東京同窓会として生まれ変わり、その会報は東京同窓会報となりました。

かつての東京第一同窓会はその創立から10年を岡村樹会長のもとで、続く10年を大町吉弘会長のもとで、残りの閉所までの2年を柿本静志会長のもとで活動しました。今後は新しい東京同窓会の中で、さらに楽しい同窓会活動を続けて行きたいと思っております。